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トラウマの原因は前半のシーン。貧乏な家が、チャーリーのために、誕生日にチョコレートを買ってあげた後。
ストーリーうろ覚えですが、おじいちゃんおばあちゃんの笑顔が頭に浮かぶところを見ると、老後のたくわえか何かを切り崩して買ったチョコレートだったんでしたっけ?
チャーリーはとても嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて、それを食べないで、何日も何日も楽しみにして、ベッドの上で大事にして取っておいて……
ある日、とうとう意を決してチョコレートを開けてみたら……
賞味期限切れで、チョコレートが腐ってた、あのシーン!
今思い出しただけで、せつな過ぎて胸が苦しいです。
貧乏な中での家族の精一杯の愛情、
そのことを痛いほど知っている子供の優しさ、
それら全てが、無に帰してしまったあの瞬間。
その後チャーリーには良いことが起こり続けますが、僕には全く良く思えませんでした。「あんな悲しいことがあればこの程度のいいことはあって当然。むしろまだ足りない」くらいに思いました。
チャーリーにとっては、あんな工場がまるごと手に入るより、家族が向ける、貧しくとも暖かく愛情のこもった視線の中で、じっくりとチョコレートの甘みを噛みしめるほうが幸せだったのではないかと、そう思います。
……とか、相当語ってみましたが、今Amazonの書評を見てみたら、なんと、こう書かれていました。
チョコレート工場の秘密 てのり文庫より:チャーリー・バケット少年は、この夢のような招待券を偶然手に入れた。道で1ドル紙幣を拾った彼は、どうしてもがまんできずに、あこがれのワンカのチョコバーを2本買ってしまう。そのお金があれば、貧しい家族に食べ物を買えることはわかっていたのに…。
全然違うじゃん(吐血)!!!
僕のこの切ない思いは一体何なの!? 脳内!? 僕の頭の中で捏造された物語ってことですか!?
なんか、ありとあらゆることに自信を失いかけてきました……この週末で自分自身を取り戻したいと思います。
チョコレート工場の秘密
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R・ダール Q・ブレイク 柳瀬 尚紀
評論社 (2005/04/30)
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田村隆一さんの翻訳で育った者には
本の世界の原点はここにある!
悲しい

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