就職ネタが続きますが、こちらは全くみなさまの役に立たない話です。
先日、某タリーズコーヒーでくつろいでいたら、おじさん2人がやってきました。
どうやら、おじさんAがおじさんBに、息子の就職相談をしているらしいです。
しかし……その内容は、聞き捨てならないものでした。
おじA:「息子がとうとう働く気を見せはじめたんですよ」
おじB:「良かったですね。30歳前にその気になって」
おじA:「でも他人にコキ使われるのは嫌だ。会社を作るから、金を貸してくれって言うんですよね」
おじB:「野心家で結構じゃないですか」
おじA:「で、『どんな会社だ』って聞いたんですよ。そしたら……『とにかく女の子がいっぱいいる会社』と言うんです」
おじB:「ほぉ」
おじA:「要するに、ヤリまくりたいらしいんですよ」
おじA:「じゃあモデル事務所や芸能事務所をやったらどうだと言ったんですよ」
おじB:「はい」
おじA:「そしたら……『それは本当にイイ思いができるのか?』と、非常に疑うんですよ」
おじA:「私も自信なくなりましてね、だったら会社作る金でソープでも行った方がいいんじゃないか、って言ったら、息子が考えこんでしまいましてねぇ」
おじB:「そうですか……」
おじA:「そこでBさんにお願いなのですが……Bさんの会社で子会社を作って、息子を社長に据えていただくことはできませんでしょうか?」
※注:前後の話からすると、おじさんBは、プロレスとか芸能関係の事務所の社長らしい
おじB:「……とりあえず、ここじゃ何なので、外に出ませんか?」
なんというか、僕の今までの色んな常識を覆す、驚天動地の話し合いでした。
まあ、少なくとも、親子間で何でも話し合えるということ自体は、いいこと……かな……
空中庭園
角田 光代

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