
「ウォークマン」ってのはソニーの商標なんだけど、あまりに流行ったので、世間的には一般名詞扱いされている、と聞いたことがあります。
ソニーは自社の製品名が勝手に使われるのは嫌だったのかもしれませんが……その地位が他社製品に取って代わられてしまった今、どう思ってるんでしょうね?
と、タリーズコーヒーでふと耳にした会話を聞いて、思いました。
僕が例によっていつもの通りタリーズコーヒーで、ランチを食べながら世界樹の迷宮(最終階到達)をしていたときのこと。
社会人1年生の集団かな? 5人くらいのスーツ姿の男女が、僕の隣に座ったんです。
彼らは僕の隣に座り、なんかガジェット話をしていた(ソニーの失敗はMDが成功しすぎたことだ、とかなんとか)のですが、しばらくして、小さな男の子が、ポケットからソニーのWALKMANを取り出したんですよね。
そしたら……女の子がそれを見て、大きな声で、こう叫んだんです。
女子:「すごーい! それ、ソニーのiPod!?」
なにもうそんな時代!?
ソニーがいくら「『ウォークマン』ブランド復活」とか言っても時既に遅し? 世間的には、もうその小っちゃくて音楽聞くヤツは全部iPod?
ウォークマンの輝かしい歴史が完璧に幕を閉じた瞬間を、目にした思いです。
でも……新しいWALKMANは、ホント良いですよ。映像の画質もいいし、ノイズキャンセリングも完璧だし、ワンセグも見れるし。
iPod touchがいつまで経っても届かないので、代わりにWALKMANを買おうかなあ……でも曲は全部iTunesに入ってるからなあ……
ソニー病
城島 明彦 (著)

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